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2007年12月

孤独な群衆

1月頭から半年間ほど仮住まいへ移動するので、その為の荷造りを始めた。収集の対象(G&W・FC・SFC・GB・VB)と、現行機で遊べる物(Wii・DS・GC・GBA)は当然持って行くけど、どちらにも属さないマージナルマン、64の処理に関しては決断し兼ねている現状だ。これは、VCを利用出来る家庭の3割が直面する問題だと思うんだ。取り分け、「マリオカート64」(ツインカラーコントローラ同梱版)とか「スターフォックス64」(振動パック同梱版)とか「ドンキーコング64」(メモリー拡張パック同梱版)に至っては、かさばるってレベルを優に超越していて、段ボールン中がパンパンだぜ、だった。

遠藤、曰く

状態も良好で箱説付き300円だったので購入。内容も知らずに買ったが、髭面のオッサンが瓶に投薬し続ける「ドクター何とか」に酷似していた。「瞬間パズループ」「Zuma」ぐらい酷似していた。「ドクター何とか」でいう所の「特定の色のウイルスが全部消える」役割を果たすフラッシュブロックが設置されていたりと、駆け引きの要素も多少あるらしい、取説にそう書いてあった。(そういえば画面の一部がチカチカ光っていたが、「コンボイの謎」ではよくあることなので気にしなかった。)

「VBならではの3Dパズル」の謳い文句に世界中のバボユーザが騙された、V-テトリスを450円で購入。何を隠そうV-テトリスでは、1Line消した時のエフェクトが少し手前に飛び出す。わぁ凄い、叩き割るぞ。ちなみに最大のウリであるモードCでは、円環状にブロックを積むことになる。3Dパズルには間違いないが、何か違う。流石はFCテトリス界を席巻した天下のBPSだけあって、妙な頓知が効いている。
「3Dのテトリスは何処に行っちゃったの?」て人は、大人しく「3D Tetris」(海外VBソフト)を買おう。俺も欲しい。(そういえばV-テトリスは2本目だったが、以前もあったことなので気にしなかった。)

きょうふのしょうげき

以前から探していた「FCミニ SMB2」が定価で売られていたので購入。SMB2は、マリコレ版を3週間近くかけてD-4までクリアした中三の時以来かな。新ギミック「追い風」に泣かされ、腹いせにSFC本体にダメージを蓄積させていた頃が昨日のように思い出される。まぁ当時は1コンのRボタンの調子すこぶる悪かったし、4年の歳月を経てメキメキとスキルスワップした俺にかかればこの程度…。

数時間後…。そこには「2-2」の跳び越せない穴で転落死する遠藤の姿が!遠藤「もう二度と、ルイージを使って無理矢理越えようとしたりしないよ。」

LIFE IS BEAUTIFUL(後編)

さて実際に起動してみよう。写真のようにカセット前面が上を向くように差し、DS Liteに取り付ける。この時、カセット端子部分がガッチリとホールドされるので、形状にも因るが抜く時にかなりの時間を要する。俺のようなカセットを愛でる模範的ユーザーは、秒速コンマ5センチメートルで慎重かつ正確に、時に大胆に引き抜く必要がある。半壊するコレクションの姿が常に脳裏をよぎる中での作業なので、強靱な精神力もまた要求されると言えるだろう。

DS Liteの液晶なので明るさは申し分ないのだが、如何せん画が潰れてしまっている。STGやRPGでは結構キツい。しかし、画面調整機能の「BRIGHT」「CONTRAST」を調整することで、多少は視認性を向上させることが出来る。この機能を使えば、毎回手動で微調整する手間こそあるが、ほぼ全てのカセットで「純正品での起動時の配色」を再現出来る。(逆に言うと、調整無しのデフォルトでは若干配色に違和感が残る。
また、音割れはしないまでも、BGMは「辛うじて原形を留めている」程度まで劣化している点にも注意して欲しい。今回、他の互換機との比較はしておらず、全て純正品(AV仕様FC)を基準に(+思い出補正ありで)評価した。正直、期待以上の物ではなかったが、暇潰しツールとしてはお勧めできる。

LIFE IS BEAUTIFUL(前編)

発売から一週間経った今でも、誰も使用感レビュー等を載せるblogがなく、「使い心地が分かんねーじゃねーか!えぇい、もう俺が買う。」という経緯で意欲的に人柱を志願してしまった。12月21日現在、ネット通販系のサイトがほぼ壊滅している一方で、GEOでは割合在庫を抱えている店舗が多く、そちらを利用した。荘厳なパッケージデザインが国産パチ物たる威厳を感じさせる。

比較写真を用意したのでそちらをご覧頂きたい。左のGBAカセットと比較すれば、ファミレータLiteの大きさは一目瞭然だろう。「カメラアングルが相当酷いけど、GBAカセットよりは大きいんだなぁ。」と思って貰えれば御の字だ。さて、前面部にはスピーカーやリセットボタン、イヤホン端子等が見える。また、この背面にはAV出力端子や、電源切り替えスイッチ(単三電池4本・又はDS Lite専用ACアダプタ)が用意されている。細かな配慮が憎い、流石は国産だ。余談ではあるが、ファミレータLiteには「MADE IN CHINA」と記されている。

Namcot Ware

[Link] NDS 『ぼくらのテレビゲーム検定 ピコッと!うでだめし』 / ファミ通.com

なんだこの既視感は…。我々はこのゲームを知っている!いや!この数秒完結型システムとこの往年の名作達を知っている!つー訳で一見するとナムコ版「メイドインワリオ」にしか思えない「ぼくピコ」(カタルシスへ誘うような略称を募集中)が3月20日に発売されるとか。最近は「有野の挑戦状」や「勇なま」等、中高年の心を揺さぶるタイトルが多くて、俺の食指動きっぱなし。

流れゆく時(後編)

時計機能を内蔵してくれた御蔭で、バックアップ用電池がお逝きなさった。電池交換の有償修理は1000円程度で出来るようだが、自力交換の方がお財布にも優しいので急遽決行。裏のネジ止めは倉庫から取り出した二叉のイケてるドライバーをで分解。小癪にも電池はハンダ付けされていたが、20分に渡る死闘の末、見事電池を取り出した。用意した新しい電池を入れて完成。

なんだこれ面白過ぎる。RPG、SLG、TCGの「本質的な面白さ」を凝縮して、煩わしい制度や複雑性を排除したシステムが秀逸。高い戦略性を持ちながら間口は広く、お子様から廃人まで納得させるのも道理だ。ファミ通の応援シールが逆に怪しさを増長させていたが、杞憂に終わってよかった。

流れゆく時(中編)

未開封のカードに感動を覚える。

状態も良好で大変満足した。普段なら(前回のポケットカメラ同様)、このまま箱ごと押し入れに保管して放置をする。だが今回はDS版を買うに当たって、ある程度のシステムを掴みたかったし、それに中学からの友人も「メトロイド、オモロイド」とか言って絶賛してたし(メトロイド2を)、一度遊んでみる事に。
DSやGBMicro等のトレンディな機器ではGBやGBCを遊ぶことが出来ないのは、皆さんもご存じだと思う。海外のBLSP欲しいなぁ…ほんと海外に住む奴みんな死ねと思いながら、渋々GBAに差して起動。わー暗い。だが前回も話したとおり、その前がGBブロス(緑)だった俺からすれば、当時は失神しそうなほど綺麗な画面だった。

一通りチュートリアルを終え、中断セーブ。英国紳士よろしく入れ立てのミロも用意したことだし続きでも…ってあれ…また名前入力すんの?

流れゆく時(前編)

大丈夫?ファミ通の保証付きだよ?

「てめぇコレは某社の某Megamanじゃねーか!」真型メダロットもビックリなフルモデルチェンジに、懐古主義のオッサンゲーマーとしては怒りを露わにして地団駄踏みたい所だが、生憎俺は前作を知らない。じゃあ買おうか、という事でふと思いついてから約20分後、300円で中古を購入。
一時は、新品を2桁の価格で投げ売りされていたのがカーヒーなんだよな。「すべてのGAME BOY共通」の文字が優しすぎて泣ける。何を隠そう、俺はGBCで遊べなかった。周りの奴らが色鮮やかな画面で「DQM」を楽しんでいる横で、「6つの金貨」をGBブロス(緑)で何周もしていた俺の姿は、上半期俺ランキングの中でも上位を争うほどの、見ていて目頭が熱くなるシーンだ。

燃焼系ヘブン

バディバディムービン

おもれー。

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